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2016.03.17

上手な’歯科’の通い方

語学学校で英語を学ぶ

こんにちは。僕は北上にいる歯科医師です。略歴などは当院ホームページを御覧ください。コラムを通じて、分かりにくい歯科界や歯科医療について小説のつもりで書いていきたいと思います。

ロンドンの語学学校の生徒は若い人が多かったです。生徒はブラジル人が最も多く、フランスやイタリアなど近隣のヨーロッパ各国からも生徒がいました。彼らの年齢層や立場は実に千差万別で、上は50代から下は10代前半の人、学生から会社経営者までいました。日本人や韓国人の場合は、年齢層で言うと20代前半。大学卒業を控えた人が、就職活動が本格化する前に英語力を磨きたい、海外生活を体験したいと思ってきていました。

いい歯医者を探したい

たびたび聞かれた質問が、「いい歯医者知らない?」でした。
● 何か起こったときに気軽に通いたいけど、いっぱいあってわからない。
● 治療費が結構かかるんだよね。
● 何回も通わないといけないから大変。
● とにかく質の高い治療を受けたい。
ん~、聞かれるたびに答えに窮しました。僕の意見としては「痛いときだけ通うのはダメ」というものです。トラブルがあるとき「だけ」通っていては、治療費の問題、治療回数・期間の問題などの悩みからはいつまでも解放されません。しかし、それでは友人たちの聞きたい答えではないかもしれません。痛いとき’だけ’通う歯医者を探しているとしたら・・・。

「治療」ではなく「予防」へ

歯科医療は常にオーダーメイドであり、1人ひとり異なります。1人の患者さんにとってはいい歯医者でも、そのことが別の誰かにとっての「良い」とは限りません。ましてや、矯正治療やインプラントは非常に高度な知識が要求されるものであって、一般歯科の延長線上にはありません。
唯一、正解だと思うのは「痛くならないように歯医者に通う」ことです。どうしたって歯科医院探しは難しいものです。それが「質の高い、しっかりした治療目的」であればなおさらです。何か問題が起こってから歯医者を探したり、治療の費用や期間で悩んだりするのではなく、予防やメインテナンスで歯科医院を利用してほしいと思っています。「何かあったら考える」ではなく、「何事も起こらないよう」にするために歯医者を使ってほしい。歯科医院の通い方を変えることで、多くの問題は回避できます。

もちろん相談したいことがあれば、僕でよければ相談に乗ります。お口のお悩みがあれば、お気軽にご連絡ください