海外歯科大学院留学とは④

2大学より合格通知(Offer)

結果、英国内外4大学に出願し、2大学よりOffer(合格通知)をもらうことができました。エッセイや面接で、熱意をもってやりたいことをしっかりと主張し、それなりのバックグラウンドがあれば皆平等にチャンスがある、そう強く感じた瞬間です。

IMC Münster University ドイツ Unconditional Offer
Cardiff University イギリス Conditional Offer

合格通知の種類は2種類あり、Unconditional Offerというのは無条件合格という意味で、完全に入学が保証されたということ、一方Conditional Offerは条件付き合格という意味で、英語力不足であり入学前に必要スコアを獲得したら入学を認める、というものです。

ちなみに、イギリスの大学院の出願においては、日本で有名なTOEICTOEFLは使えず、ケンブリッジ英検やIELTSを採用している大学が大部分を占めます。色々と見たところ、大学院レベルの出願の場合、IELTS 6.5〜7.5を入学条件にしているところが多数です。
大学によっても開きがありますが、やはり出願の可能性を増やすためには最低限IELTS 6.5を目指すのが妥当かと思います。

Unconditional OfferとConditional Offer

通常、ヨーロッパの大学院ではUnconditional OfferConditional Offerの2種類のオファーの出し方をしていることから、出願時に必要な英語能力試験であるIELTSのスコアが一定レベルに到達していないとしても、出願自体はすることはできます。

海外の大学院留学される人のなかには、とりあえず出願してConditional Offerを受け取り、入学前のPre-sessional course(大学院準備コース)を受講する方もいます。

Pre-sessional courseでは英語力の向上はもちろん、英語でのエッセイの書き方やいいプレゼンテーションの仕方などを総合的に学びます。そこでIELTSの基準点をクリアして必要な英語力を手に、晴れてイギリス大学院入学へと考えますが、実際は大間違いです。

英語をネイティヴと対等に話せるレベルで使うようになるには、フルタイムで英語圏に滞在して最低3年はかかると言われています。残念ですが、数ヶ月でペラペラになるというのは大きな誤解です。1年イギリス留学しても、ベースラインが低いとその上達もたかが知れています。もちろん生活に困らないくらいにはなんとかなるかもしれませんが、本気で英語での議論をして自分の主張を通す英語力には遠く及びません。私自身が多くの日本人長期語学留学生を見てきましたので、自信を持って言えます

 

カーディフ大学を断った理由

ウェールズの首都カーディフは、今でも美しい町並みを残している、歴史ある街でイギリス人にとっても最も安全な街として知られています。Cardiff University(カーディフ大学)は、カーディフの中心街から、徒歩約10分の所に位置しております。静かに勉強をする環境だけではなく、学生への教育もしっかりしている大学です。

カーディフ大学はプログラムが魅力的であり、1年間の中で臨床研修の時間が1番多いこともあってイギリスの語学留学を決意したときには第1希望だった大学でもあります。また面接の際の対応が非常に親切で印象が良かったのも1つ。面接の中で合格を匂わせてくれていたので、そういう意味でも前向きに考えていました。しかしながら結局はこちらからOfferをお断りすることになりました。

理由の1番目は単純に、合格通知がConditional Offerだったため。出願時に要求されたIELTSスコアをクリアできなく、Offer Letter(合格通知書)上でPre-sessional courseへの受講要求が来たのでお断りとさせていただきました。あとは立地です。ロンドンから遠く、ウェールズの首都とはいえ町の規模は小さいですし、また各地からのアクセスもお世辞にも便利とはいえない環境でした。

悩みましたが、たとえPre-sessional courseを受講しても最終的にIELTSスコアをクリアできなければ大学院へ入学できない恐れがあります。やはり英語力は、出願前に可能な限りつけて、海外の大学院への進学を検討することをお勧めします。

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