医療法人翔陽会

歯列不正の健康被害はあるのか?

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歯列不正の健康被害はあるのか?

歯列不正の健康被害はあるのか?

2024/03/20

歯列不正の健康被害とは?

’個性’の範囲なのか?’疾病’なのか?

歯列不正を治療せずに放置すると、さまざまな健康上の問題を引き起こす可能性があります。代表的な問題は、むし歯、歯の破折、歯周病の発症です。さらには、食べ物の噛み方や話し方にも影響を与える可能性があります。歯の摩耗や顎に問題を引き起こす可能性もあります。

歯列不正は精神的側面に影響を与える可能性が示唆されています。ある研究者らは、歯列不正と自尊心に関連があるとしています。一部の研究では、歯列不正が人に与える印象に影響を与え、社交的な状況や良好な人間関係に影響する可能性が指摘されています。

診断と検査

情報収集せずに矯正治療はできません

当院は、まずは歯の数が正常な本数揃っているかを確認します。その上で、CT所見・歯科用レントゲン所見から顎の位置関係や隠れている歯科疾患・顎骨の傷病についても評価します。実際に治療を開始するとなると、さらに詳しい情報を収集するため顔写真撮影、口腔内のスキャンを行うことがあります。

歯列不正・不正咬合のクラス分け

治療の方針が決まります

歯列不正には同時に不正咬合が混在しているケースがあります。不正咬合には 3 つのクラス分けがあります。クラス分けにより大まかに矯正治療の方針が決まります。

クラスⅠ

最も一般的な状況

奥歯の噛み合わせは正常であり、場合によっては部分矯正が可能になるかもしれません。ただし、歯列不正が中程度~重度であれば、部分矯正はできません。クラス1は治療期間が比較的短くて済む場合も多く、最も一般的な矯正症例となります。ただし、開口(オープンバイト)であれば治療期間は長くなります。

クラスⅡ

歯を抜くかもしれません

上顎前突とも呼ばれ、下の歯が後方位にあるか、上の歯が前方位にあります。ディープバイトを併発している場合、治療期間が長期化します。また、上の歯を後方に下げる場合、上顎骨の位置に規制されます。上の前歯を上顎骨を超えて後方に下げたい場合、外科的矯正治療が必要になります。

クラスⅢ

受け口ともいわれます

反対咬合と呼ばれます。当院においては上の前歯と下の前歯で噛むことができる位置(構成咬合位)がとれた場合のみ矯正治療対象となります。上の前歯と下の前歯で噛むことがどうしてもできない場合、外科的矯正治療を検討します。

いつ受診するとよろしいですか?

治療期間から逆算して予定を組みましょう

矯正治療には時間がかかります。歯はゆっくりと動きます。早い人で6か月、長い人だと 2 年以上矯正装置を使用し続けることになるでしょう。また、忘れてはならないのが保定期間の存在です。保定期間は最低でも2年はかかります。「矯正したい!」と思いたったとき、矯正歯科医院を受診しましょう。治療について詳細を把握でき、その後の選択権を握ることができるようになります。

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