「あれ？歯の数が足りない？」

2024/04/17

先天性欠如歯（Congenitally Missing Tooth/以下、先欠）は、生まれつき歯が普通の人よりも1～数本少ない状態を指します。先欠が最も発生しやすい部位は上下顎第2小臼歯、上下顎の親知らず、そして上顎側切歯です。

実際の治療例

※治療費用は2024年4月改訂に沿う。初診料・再診料・処置料・クリーニング施術料を除く。

先欠の治療

先欠の治療は一般的に矯正歯科医院で行われます。なぜならば、先欠とあわせて正常な歯列やかみ合わせのない場合のことが多く、矯正治療が第1選択となることがほとんどだからです。

「歯が足りない＝ブリッジ・インプラント」ではありません。

矯正治療により、かみ合わせの調和を取ることができます。

矯正治療により不揃いは治せます

先欠の治療は一般的には成人に対して行われます。稀に、小児期の早い段階で先欠が発覚することもあります。その場合でも治療方法は成人と同じく矯正治療が第1選択です。

総額	￥869,000	来院回数：13回（初診・説明・クリーニング除く）

特記事項

2┳2　ブリッジ治療は望まれなかった。歯数不揃いに対し矯正治療単独でかみ合わせの改善を行った。

合併症・リスク

□治療期間の長期化 □治療結果に満足できない（想定とは違う）

□後戻り □う蝕・歯周病 □抜歯 □歯痛

歯胚の形成不全が一般的な原因です。その要因ははっきりとされていません。以下の要因が考えられています。